「ZOOMウェビナーの失敗例を確認して、成功のコツを掴みたい」
「ZOOMウェビナーの各プロセスにおける失敗リスクを知りたい」
ZOOMウェビナーは、従来のアナログ型のセミナーにはない強みを持っており、効果的に活用することであなたの会社の集客に結びつきます。
しかし初めてZOOMウェビナーを開催しようとする場合、どこかで失敗してしまうのではないか…と不安があって当然です。
そこで今回の記事では、ZOOMウェビナーにおける代表的な失敗例を紹介します。ありがちな失敗例を予め把握しておくことで、ウェビナーを成功させるコツが掴めるでしょう。
記事の後半では失敗を回避するための事前確認ポイントもまとめているので、最後まで読んでみてください。
ZOOMウェビナー:当日にありがちな3つの失敗例
はじめに、ZOOMウェビナーについて当日にありがちな失敗例を3つ紹介します。当日の失敗は取り返しのつかないものになる恐れが高く、必ず避けなければなりません。
当日にありがちな3つの失敗例は以下のとおりです。
- 受講者がZOOMに接続できない
- 音声・映像トラブル
- ウェビナー機能の不慣れ
どれも想像するだけで冷や汗をかきます。それでは早速、3つの失敗例について詳細と回避方法を確認していきましょう。
受講者がZOOMに接続できない
ウェビナー当日に受講者がZOOMに上手く接続できないと、せっかくの機会が無駄になります。普段からZOOMを使い慣れていない受講者への案内は丁寧に行うようにしましょう。
高齢者やITリテラシーの高くない受講者が見込まれる場合は、キャプチャ画面を配した案内を送付しておくと安心です。また、セミナーの案内を記載するメールに「後日、動画を配信する」旨を記載しておくと、当日の機材トラブルで接続できなかった受講者も安心することができます。
音声・映像トラブル
当日にマイクやカメラに機材トラブルがあると、ウェビナーそのものが開催できなくなります。受講者の失望も大変に大きくなる失敗例です。
当日の機材トラブルを回避するためには以下の2点の備えが重要です。
- 当日と同じ環境で事前リハーサルを行う
- 当日は予備のPCを用意し、ZOOMに接続しておく
当日に突然の機材トラブルがあった場合の対応方法も事前にスタッフと打ち合わせしておくと万全でしょう。
ウェビナー機能の不慣れ
ZOOMウェビナーにある以下のような機能に対する不慣れも当日のトラブルに繋がります。
- 挙手機能
- チャット機能
こうした機能はアナログセミナーとウェビナーを差別化する大きな要素のため、ついつい使いたくなりますが不慣れな機能を使わない形のセミナーを組み立てておくことが初心者にはおすすめです。
これらの機能を使ったウェビナーを考えている場合は、事前リハーサルで機能の使い方も確認しておきましょう。
ZOOMウェビナー:集客施策に関する3つの失敗例
ここまで当日にありがちな失敗例を解説してきましたが、ウェビナーは多くの場合、集客の手段として使われます。そのため、そもそもの集客施策としてZOOMウェビナーが適切に機能しているかどうかも重要です。
ここからは集客施策の側面から、ZOOMウェビナーにありがちな3つの失敗例を解説します。
ウェビナーの集客ができていない
集客施策の側面からみた場合、そもそもウェビナーに想定していた人数が集まらないのは代表的な失敗です。ウェビナーに人を集めるためには以下の手法の中から適切なものを使って集客を実施する必要があります。
- メール
- SNS告知
- WEB広告
- 自社HPでの告知
- LPによる告知
一方で、人数だけを集めれば良いわけではありません。人数は、ウェビナーの目的との兼ね合いで適切な数にしてください。
シナリオの練り込み不足による途中離脱
ZOOMウェビナーとアナログセミナーの大きな違いに、途中離脱のハードルの低さがあります。ウェビナーの場合、受講者が内容に価値がないと判断した場合ボタン1つで離脱できるのです。そのためウェビナーにおいて途中離脱が多くなるのも代表的な失敗例となります。
受講者の離脱を避けるためには以下のポイントを守っていきましょう。
- 開催時間は60分〜90分
- 投票機能・挙手機能・画角の変化で参加者の集中力の低下に配慮する
- 質疑応答を必ず設け、ライブで回答を行う時間を最低10分は確保する
- 質疑応答は最後にまとめるのではなく、全体に散らして受け付ける
- 結論→理由→事例の順で話す
学校の授業を思い出すとイメージできると思いますが、内容に変化のない話を60分〜90分聞き続けるのは非常に難しいものです。そのため、セミナーのシナリオは受講者の目線で練り込んでみてください。
ウェビナー後のフォロー不足
多くの場合、ウェビナーそのものは売上を立てるポイントにはなりません。ウェビナーはあくまで集客施策の一つであり、その先にコンバージョンというキャッシュポイントがあるはずです。
そのためウェビナー後のフォロー不足により売上が立たないのも失敗になります。ウェビナー後のフォローを徹底するためには以下に注意していきましょう。
- ウェビナーでは本名とメールアドレスを登録してもらう
- ウェビナーの終わりにアンケート機能でフォローする
- アンケートは漠然とした質問を避け、具体的な質問を設ける
- ウェビナー後、取得したアドレスにフォローメールを入れる
- ウェビナーで使った資料をメール送付またはオンデマンド配信する
少なくとも上述のフォローは徹底していきましょう。そうすることで、集客施策としてウェビナーが意味を持ってくるはずです。
ウェビナーで失敗を回避する事前確認ポイント
ここまで当日および集客施策の側面からウェビナーの代表的な失敗例を解説してきました。ここからは失敗を回避する事前確認ポイントを紹介していきます。ZOOMウェビナーを開催する際は、事前に以下の点をチェックリストとして確認に使ってください。
- 集客からコンバージョンまでのプロセスを確認(どこにキャッシュポイントがあるのか)
- 具体的なウェビナーの企画を作る(開催日時、内容、参加者、参加人数、講演者、集客方法
- 開催日と同じ曜日・同じ時間帯・同じ会場・同じデバイスでリハーサルを実施する
- 開催日当日の通信環境の確認
- 進行台本の作成(タイムスケジュール・画角もスタッフと共有)
- 話し方は録音して自分・スタッフで確認
- 機材の座組表を作成して、抜け漏れがないか確認
- バックアップ機材の準備
- パネリストおよび参加者にマニュアルを配布
- 有料セミナーの場合、接続トラブルで参加できない受講者への対応方法を事前に決めておく
- 通信回線のバックアップは必ず準備する(ポケットWi-Fi・テザリング等)
いずれもウェビナーを成功させるために重要なポイントなので、しっかりと確認していきましょう。
まとめ
今回の記事では、ZOOMウェビナーの失敗例について、当日と集客施策の側面から解説しました。予め失敗例を知っておくことで、どのような点に注意するとウェビナーを成功させられるのか見えてくるはずです。
ウェビナーを成功させるためには、あなたの集客からコンバージョンまでのプロセスを明確にし、キャッシュポイントをどこに置くか定めておく必要があります。その上で、ZOOMウェビナーの位置付けを定めるのです。
また当日は受講者の接続トラブルがないように丁寧な案内を送付し、事前リハーサルにて機材トラブルがないことも確認しておいてください。
最後に、丁寧なフォローアップを徹底することで、あなたのZOOMウェビナーは成功するはずです。
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